昨日はのびたのお姉ちゃんのねえねえが地域のリレー大会に出場したので、それを見に行ってきました。
学校のリレーとは違い、地域のものなので高校生以上、中学生、小学生高学年、低学年などいろんなタイプのレースが見れてそれはそれで面白かったです。
その中で気になったのが、小学生高学年と中学生の身長。
それぞれ、小学生高学年のくくりだと4年生から6年生、中学生だと中1から中3と最大3年の開きがあるわけですが、その中でもかなり身長の差があるなぁ、と感じました。
大きい子は大きくて、6年生で165センチくらいある子もいるので、4年生の小さい子(うちのねえねえは128センチ)とは実に40センチ弱の身長差があることになります。
これは大人と子供、いやそれ以上の差があるので、勝負にならないのでは?と思ったのですが、意外に実際に走ってみると必ずしも身長が高い子が足が速いわけではないことに気づきます。
そこで、身長と足の速さはリンクしないのかしら?ということでちょっと陸上選手の身長が気になったので調べてみました。
世界のトップアスリートの身長
かけっこといえば、100m走。200m、400mなどもあるのですが、どうしても100mばかりが注目されるのはやはりあの10秒弱であっという間に勝負がつくところが良いのかもしれません。
その100mの短距離走と言えばボルトですね。
ウサイン・ボルト
本名、ウサイン・セント・レオ・ボルト。
先日陸上競技の選手を引退した伝説とも言えるスプリンターです。
オリンピックの陸上競技100m、200m、4×100mリレーの3冠を3大会連続達成した怪物。
そのボルトの身長は
196cm
かなり大きいですね。
一般的に短距離はあまり背が大きいと不利と言われているようですが、この人に限ってはそんなこと関係ありません。
ボルトは275cmの大きなストライド走法で中盤から加速し最高速に達して、他を引き離す後半追い込み型のスプリンターとして、身長の高さ、足の長さを最大限に活かして走っています。
このボルトの身長をみると、やっぱり、身長が大きい方が速いのかしらということで、引き続き100メートル走のランキングトップ10の身長を調べてみました。
100メートル競走の世界記録保持者10位まで
ランキング | タイム | 名前 | 国 | 身長 |
---|---|---|---|---|
1 | 9秒58 | ウサイン・ボルト | ジャマイカ | 196cm |
2 | 9秒69 | タイソン・ゲイ | アメリカ | 183cm |
ヨハン・ブレーク | ジャマイカ | 180cm | ||
4 | 9秒72 | アサファ・パウエル | ジャマイカ | 190cm |
5 | 9秒74 | ジャスティン・ガトリン | アメリカ | 185cm |
6 | 9秒78 | ネスタ・カーター | ジャマイカ | 173cm |
7 | 9秒79 | モーリス・グリーン | アメリカ | 176cm |
8 | 9秒80 | スティーブ・マリングス | ジャマイカ | 176cm |
9 | 9秒82 | リチャード・トンプソン | トリニダード・トバゴ | 188cm |
クリスチャン・コールマン | アメリカ | 175cm |
アメリカと、ジャマイカばっかりじゃん、というところが気になりましたが、世界記録10位までの平均身長は
182.2cm
結構デカイですね。
でも、170cm台も4名いることがわかりました。なかでもネスタ・カーターは173cmとそれほど背は高くないですね。
続けて日本のアスリートの身長を調べてみました。
東京オリンピック期待の日本のスプリンターの身長
それでは、2020年東京オリンピックでメダルが期待されている日本のスプリンターの身長です。東京オリンピックは地元開催ということもありかなり注目されているので、ここでメダルを取ることができれば国民的ヒーローになれますね、きっと。
桐生祥秀
先日、9秒98を出してとうとう日本短距離界を9秒台へ突入させた人物です。
桐生選手の身長は
176cm
それほど背が高いわけではありませんね。日本人男子の平均が171cmくらいなので、5cm高い程度です。
日本人の平均身長データはこちらをご覧ください。
山縣亮太
桐生選手の次に9秒台を出すのでは?と言われている人物です。
10秒00という自己ベストタイムを持っています。
山縣選手の身長は
177cm
桐生選手と同じくらいですね。
ケンブリッジ飛鳥
本名は、ケンブリッジ 飛鳥 アントニオ。
ジャマイカ生まれの大阪育ち。ジャマイカ人の父と日本人の母を持つハーフです。
2歳の時から日本に移住し大阪で暮らしているので、見た目はあれですが、中身はほぼほぼ日本人でしょう。
自己ベストは10秒08。
ケンブリッジ飛鳥選手の身長は
180cm
イケメンで高身長、且つ足も速いときたらさぞかしもてることでしょう。
サニブラウン・アブデルハキーム
ガーナ人の父と日本人の母を持つハーフです。
自己ベストは10秒05。
サニブラウン選手の身長は
188cm
これは大きいですね。それでもボルトとは10cmありますが。
まとめ
ここまで見てくるとボルト並の身長は必要ないまでも、トップアスリートを目指すなら最低でも175cmくらいは欲しいところ、という風に見えましたがみなさんはどう思われましたか?
私は背が高いことと、足が速いことは別だと思いましたが、やっぱりアスリートとかだと小さい頃から運動をしているのと、栄養のある食事をしているであろうことから、平均身長以上にはなるのかなぁ、なんて思いました。
背が伸びない理由についてはこちらの記事をご覧ください。
ちなみに400mハードル日本記録保持者である為末大さんの身長は170cm。
種目は違えど身長が高くなくても一流の陸上選手になることはできるということを証明してくれていると思いました。
さらに、十種競技元日本チャンピオンの武井壮さんの身長は175cm。
身長的な話としてはあまりに普通ですが、この人の「大人の育て方」の授業が良かったのでご紹介しますね。
※これが言いたかっただけですが。