誰もが信じている牛乳で身長は伸びるという話をぶった斬る

のびたママのびたママ

今日もたくさんのびたに牛乳を飲ませたわよ

のびるんのびるん

へー、なんで牛乳なんか飲ませてるの?

のびたママのびたママ

えっ!?背を伸ばすなら牛乳でしょ。

のびるんのびるん

あらら、いまだにいたんだね、牛乳を飲んでいれば背が伸びると思っている人。

のびたママのびたママ

なに?違うの?

昔から語り継がれている「大きくなりたいなら牛乳を飲みなさい」

この話がいつくらいから出てきたものかは定かではありませんが、今の時代にこの話をしているとのばたママのような扱いを受けることになりかねません。

今回は牛乳を飲めば背が伸びるという話をぶった斬りたいと思います。

誰もが信じている牛乳で身長は伸びるという話をぶった斬る

昔から言われて今でも有力な情報として言われている、背を伸ばすのであれば牛乳を飲むのが一番という話。

中には牛乳だけ飲んでりゃいいんだよ、こんちくちょう、ばかやろう、的な昔ながらの人もいて、結構信仰度の高い話なのかと思います。

確かに昔ながらの生活の知恵的話というのは非科学的なものだったりするのに、現代になって検証してみるとちゃ~んと科学的にも実証できたりして「やっぱり昔の人のいうことって正しいんだよね」みたいな話もごろごろしています。

だから、この牛乳飲んでれば背が伸びる話もそれに当てはまるのではないかと。

でも、この話ばかりは残念ながら該当しません。

どうして該当しないのかを今回は解き明かしたいと思います。

牛乳を飲めば背が伸びるといわれる理由

まず、そもそもどうして牛乳を飲めば背が伸びるといわれているかというと、これはみなさんご存知のとおりカルシウムですね。

牛乳にはカルシウムが多く含まれているので、そのカルシウムを多く摂れば背が伸びるということから言われているお話と考えられます。

実際に牛乳はどのくらいのカルシウムが含まれているのでしょうか。

牛乳コップ一杯の200mlに含まれるカルシウム量は227mgくらい。

この数字だけみても多いんだか、少ないんだかピンとこないので、他の食材と比べてみます。

カルシウムが多そうな食材というとやはり魚ですかね。しかも、骨まで一緒に食べれるやつがいいですね。

ということで、ししゃもと比較してみます。

ししゃも

ししゃもの200gのカルシウム量は660mg。

あれ?こちらのほうが断然多いんですけど。

でも、ししゃもの200gというと大体10匹位ですかね。

まぁ、ししゃもを毎日10匹も食べれるものではないので、瞬間的に比較してもというところはありますが、牛乳が特別カルシウムが多く含まれているものではないということがここではわかればよいかと。

でも、カルシウムだけで言えばもっと多く含まれている食材はありそうですね。

ということで、カルシウムが多く含まれている食材を調べてみました。200g中の含有量です。

  • ヨーグルト 240mg
  • パルメザンチーズ 2600mg
  • エメンタールチーズ 2400mg
  • 干しえび 14200mg
  • 煮干し 4400mg
  • しらす干し 1040mg
  • ほしひじき 2000mg
  • パセリ 580mg
  • バジル 480mg
  • ごま 2400mg
  • アーモンド 420mg

まぁ、ざっとあげても結構な種類のものが出てきました。

カルシウムを摂るため、という目的においては牛乳でなければならないということがないことはわかりましたが、200ml(g)という量を摂る場合を考えると牛乳は悪くないみたいですね。

カルシウムで身長は伸びるのか?

カルシウム

では、次はカルシウムを多く摂ることで身長が伸びるのかの確認です。

背が伸びる、これはすなわち骨が伸びることにほかなりません。

これは以下の記事で説明している骨端線のお話のことですね。

これは知っておかないと。身長を伸ばすカギを握る骨端線(こったんせん)とは?

骨端線を刺激して成長させるのは成長ホルモンです。この成長ホルモンが必要としているのはタンパク質なんです。

そう、背が伸びるために本当に必要な栄養素はタンパク質なんです。

なので、背を伸ばしたいのであれば、カルシウムよりもタンパク質を多く摂るべきなんです。

牛乳にもタンパク質は含まれますが、圧倒的に少ないですね。タンパク質を摂るのであれば牛乳以外の選択肢を検討すべきです。

タンパク質を摂る場合は、こちらの記事を参考してください。

知らないと摂れない!背を伸ばすために必要なタンパク質とは?

背を伸ばすのにカルシウムは必要ないのか?

とはいえ、カルシウムが全く必要ないということではありません。

カルシウムも背を伸ばす効果を得ることができる栄養素の一つではあるんですね。

参考までに、カルシウムの1日に必要とされている基準量は

  • 3歳から5歳で500mg
  • 6歳から8歳で600mg
  • 9歳から11歳で700mg
  • 12歳から14歳で700mg(女の子)900mg(男の子)
  • 15歳から17歳で700mg(女の子)800mg(男の子)

です。

牛乳だと2杯から4杯くらいでしょうか。

カルシウムを効率的に摂るならこういうのもありますが、まあ、基本的には上にあげたような食材から作った食事から摂ることをお勧めします。

骨を伸ばすためのタンパク質、そして骨を丈夫にするためのカルシウム。この2つをあわせて摂ることで成長を促すことができます。

まとめ

カルシウムは骨を丈夫にする栄養素ではありますが、骨を伸ばす(背を伸ばす)直接的な栄養素ではありません。

なので、牛乳だけを飲んでいても背が伸びる事はないでしょう。うちのねえねえも牛乳飲んでますが、ちびっこいです。。

背を伸ばすための栄養としては、タンパク質に注目するべきです。

とはいえ、栄養素のない、添加物バリバリのジュースとか飲むよりは全然ましなので、ドリンクとして考えた場合は牛乳を飲ませることは悪くないと思います。

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