2017/8/18公開の映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」はちょっと切ないラブストーリー。
主人公、島田典道の身長が、ヒロインの及川なずなの身長よりも低いんですが、ラブストーリーの王道だと、背の高い男性が主人公であるのが普通です。
でも、この「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」は主人公の典道の方が背が低いんです。
背にコンプレックスを持っている私としては、その理由が非常に気になったわけです。
で、その理由は原作ドラマにありました。
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?とは
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?は1993年8月26日に放映されたテレビドラマ。
また、1995年には映画としても公開された作品です。
それが、2017年にアニメ映画として公開されるものです。
声優には菅田将暉、広瀬すずが起用されるなどで公開前から話題になっていて、第二の「君の名は。」になるのでは?とまで言われています。
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?のあらすじ
中1の典道と祐介は仲の良い友達だが、実は2人とも同級生のなずなのことが好きだった。
父が亡くなったあと、母が再婚することになったなずなは2学期から転校することになっているが、そのことを2人は知らない。
再婚する母親に反発したなずなは、プールで競争する典道と祐介を見て、勝った方と駆け落ちしようとひそかに賭けをする。
勝ったのは祐介か? 典道か? 勝負のあとから、複数の物語が展開する。
予告編を見る限り「ヒットしそうな映画な予感」を感じるのは私だけでしょうか。
予告編
予告編2
予告編3
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?の主題歌が良い
打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?の主題歌「打上花火」は米津玄師とDAOKOの共作です。
この曲がとても良いのです。私が米津玄師が好きというのもありますが、この曲はじわりじわりときますね。
1番はDAOKO、2番が米津玄師がメインで歌うのですが、単純に1番、2番を順番に歌っているだけでなく、1番と2番とでまるで違う歌のようなアレンジなんです。
これは言葉で説明したところでわからないと思うので、実際に聞いて確かめて欲しいです。
PV映像も素敵です。
典道となずなから見る中1の時点での身長
主役の典道はヒロインのなずなより背が低いです。設定が中1なので女の子の方が大きいパターンというのはあまり違和感ないですが、実際に女性側が大きいパターンで描かれていることって少ないですね。
先日、「大人の恋の測り方」という映画がやっていましたが、ちょっと極端なこともあり、これはこれで結構話題になっていました。
中1くらいだと女の子の方が大きいことがあるのですが、これは女の子が成長が早いから、というか、実際には思春期の到来時期が男の子よりも早いからというのが正確な表現です。
思春期はいわゆる成長期なので、この時期が早くくる女の子の方が背が大きい時期があるのは当然と言えば当然なわけです。
思春期に関するお話はこちらの記事などをご覧ください。
中1であればまだまだ背が伸びる可能性がある
「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」では、なずなより典道の方が背が低いのですが、1993年のドラマ版でもそうだったんです。
これが主人公の背が低い理由ですが、要は原作に忠実に描かれた結果ということですね。
この時期は女の子の方が早熟なので、同い年でも大人っぽい女の子に子供っぽい男の子が憧れるというパターンは結構「あるある」ですね。
このあと、男の子の思春期が本格的に到来して、一気に男らしくなります。
思春期はみんなある程度一気に背が伸びるのですが、この時期にもう少し伸ばす事ができると最終身長が高くなりますので、放っておけば大きくなるとは思わないほうが良いです。
ここを一気に責めるのが身長を伸ばす秘訣でもあります。
このあたりの記事を参考にして下さい。
「成長期に身長を伸ばすため」に知っておきたい3大栄養素と5大栄養素
しかし、この映画は切ない気持ちになる映画ですね。
「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」はいわゆる時をかける少女を代表とした、タイムリープ(時間を移動すること)系のラブストーリですが、夏が舞台、しかも消えてなくなる花火が使われていたり、転校(別れ)することがわかっているという、「設定に制限」があるものって、どうしても切ない気持ちになるものです。
お話のなかでは典道が「あのとき○○だったら」とタイムリープを繰り返します。
あなたにも戻りたい時期ってありますか?
夏の終わりにおすすめの映画です。
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