あ、そういうことか。子供の身長は9歳まででほぼ決定するという理由

以前の記事で子供の身長は4歳までに決定するという話をご紹介しました。

4歳の時の身長で最終身長がわかるって

ところが今回は子供の身長は9歳までにほぼ決定しているというお話をご紹介します。

いったいどっちなんだよ、という声が聞こえてきそうですが、まあ、とりあえず最後まで読んでみて下さい。

きっとなるほど、と思ってもらえる?ことと思います。きっと、たぶん。。

思春期の身長の伸びはラストスパート

ところで、子供の身長は思春期に爆発的に伸びることをご存知の方は多いと思いますが、この思春期の身長の伸びは「身長の伸びのラストスパート」と言えるものなのです。

この思春期のラストスパートは誰にでも起こり、個人差はありますが、この時期に20センチから30センチくらいは伸びる事になります。

もちろん、このラストスパートの時期の身長の伸びは大切ですが、それよりも大切な時期というのが実はあって、それが、成長ホルモンが十分に分泌され、且つ性ホルモンが分泌されるようになるまでの「通常の背が伸びる時期」なのです。

思春期ではなく、通常の背が伸びる期間にどれだけ身長を伸ばすことができたかが思春期に入ってからの爆発的な伸びにも大きく影響してくるのです。

以前の記事でもご紹介したとおり子供の身長が一番伸びる時期は生まれてからの1年間。

生まれたばかりの赤ちゃんはだいたい50 cm くらいですが、1歳までの1年間で75 cm くらいまでに大きくなります。

なんと年間25cmも伸びることになります。

その後、4歳くらいまでにだいたい100 cm くらいになっているのが標準なので、これは生まれてからの4年間で身長が2倍になっている計算です。

そして、驚くことにこの著しく成長する時期には、まだ成長ホルモンが分泌されていないというので、ここまではひとえに「しっかりと食事などから栄養を摂れているか」がすべてといえます。

4歳までのミルクや食事からの栄養摂取の重要性というものがいかに大切かということが分かります。

ミルクをたくさん飲んだり、離乳食や通常の食事をしっかり食べている子は発育が良く、あまりミルクを飲まなかったり、食事を摂らない子供は小さいままで身長に顕著に差が生じてきますので、やっぱり4歳までが勝負というのは重要なポイントと言えるわけです。

ということで、第一段階として4歳までの身長の伸びが重要であることに間違いはありません。

ここまでに大きく育った子供は、このまま順調に成長すれば平均身長もしくは、平均身長以上の身長となれるわけです。

日本人の平均身長データはこちらをどうぞ。

年齢別、しかも月齢別平均身長 男の子編

年齢別、しかも月齢別平均身長 女の子編

ところで、赤ちゃんの時の栄養の摂取といえばミルクですね。

そのミルクですが、母乳と粉ミルクだとどちらのほうが身長の伸びに良いのでしょうか。

母乳と粉ミルクだとどちらが大きくなれるの?

良くある疑問として母乳と粉ミルクで成長に違いがあるのか?というものですが、結局のところどっちもどっちのようです。

母乳派が主張するのは、生まれてから1年くらいの赤ちゃんは免疫がないので母乳を飲ませて免疫力をつけなけれはならない、というものです。

これはこれで間違いではないのですが、こと成長という観点から見た場合、母乳だと実際にどのくらいの量を飲んでいるのかが分かりづらい上に、母乳の出が悪い場合は、十分な栄養が摂れていない可能性というのも否めません。

一方、粉ミルクの場合は、どれだけ飲んだかの量を正確に把握できますし、成長に必要な栄養バランスがよくできています。

ただし、母乳のようにお母さんからの免疫力をもらうことはできません。

というわけで、母乳対ミルクは一長一短という感じとなりますが、別にどちらかに偏る必要もありませんので、成長という観点においては母乳と粉ミルクをバランスに良く与えるという方法が最良なのかもしれません。

9歳までの身長でほぼ最終身長が決定するという話

かなり話がそれましたが、9歳までにほぼ身長が決定しているという話に戻りましょう。

4歳までの第一ポイントを過ぎると、その後は思春期まで通常の成長するペースの時期に入ります。

早い子であれば思春期が始まる時期は9歳頃からです。

男の子の場合は9歳だと早いですが、女の子の場合だと9歳くらいから思春期が始まる子がいます。

これが9歳までに身長がほぼ決まると言われる理由です。

要するに、「思春期=成長期」ですが、この誰にでも訪れるラストスパート時期までにどのくらい大きくなれているかがポイントということですね。

思春期の開始時期の詳細はこちらの記事もご覧ください。

思春期が身長の伸びに影響する理由とは?思春期を遅らせる方法

思春期が来た?思春期を知らせるサインとは?

思春期(成長期)の身長の伸びを最大化する方法

思春期までの「通常の成長するペースの時期」は、年間5センチから7センチくらい伸びる時期です。

「身長が伸びる時期」というと、4歳までと、思春期ばかりに目がいってしまいがちですが、この「通常の成長するペースの時期」も大切で、ここの日常生活をどのように過ごすかによって最終身長が変わってきます。

日常生活といっても主に食事のことになりますが、4歳以上ともなると子供もいろいろと分かるようになってきますので、好き嫌いが増えたり、偏食がひどくなってきたりして、十分な栄養を摂ることができず、平均の年間5センチから7センチの伸びに届かず、それ以下になってしまうこともあります。

したがって、親としてはこの通常の成長するペースの時期の身長の伸びをしっかりと管理してあげる必要があるわけです。

いやー、本当に大変ですよね。

でも、身長に関しては、あとで後悔してもどうすることもできないので、お子さんのために頑張って、5歳から思春期が始まるまでの9歳までの時期にもしっかりと伸ばしてあげましょう!

そして、早ければ9歳くらいから始まる思春期に備えましょう。

子供の好き嫌い、偏食にはどうやって対処する?

通常の伸びる時期にしっかり身長を伸ばすためには、やっぱり成長をするための食事というものが欠かせませんが、好き嫌いがあるとなかなかそうも行きません。

とはいえ、子供の好き嫌い、偏食はある程度仕方がないものです。

以下の記事でもご紹介している通り、栄養のバランスを考えるあまり無理に食べさせることで逆に背が伸びなくなってしまう、なんてこともあります。

そんなバカな!中学受験をすると背が伸びなくなる?

好き嫌い、偏食はお子さんのストレスというところもありますが、食事を作る側のお母さんにとっても大きなストレスですよね。

そんなときは無理をせず、サプリメントで補ってあげるようにしてくださいね。

最近のサプリは栄養のバランスが取れているのは当然のこと、味もおいしくお子さんも抵抗なく飲んだり、食べたりできるものばかりです。

NHKの所さん!大変ですよ、という番組でも、食事のことで悩んでいたお母さんがサプリを導入することで、ストレスから開放されたというお話が紹介されていました。

所さん!大変ですよ。子ども用サプリメントが人気。番組で紹介されたサプリはこれ!

サプリというと抵抗を持たれるお父さん、お母さんもおられると思うのですが、薬ではなく栄養補助食品ですので、安全性などを考えてもそれほど気にする必要はないと思います。

身長のことを気にするあまり、ストレスで不健康になっては本末転倒ですからね。