要注意!成長ホルモンを投与すると副作用で合併症になる?

基本的に成長ホルモン投与の治療ができるのは病院で診断を受けて病気として認められた場合となるので、医師の指導のもと成長ホルモンは投与されます。

成長ホルモン自体に副作用の心配はあまりありませんし、医師の指導のもととなるので、あまり心配はしなくても良さそうですが、病気によっては合併症に注意が必要とのこと。

特にターナー症候群やSGA性低身長症では、いろいろな病気が合併することがあるので注意が必要と言われています。

どんなところに注意が必要か見ていきましょう。

成長ホルモン投与はあぶないの?

では、成長ホルモン投与自体が危ないかというと、そもそも成長ホルモンは人の体の中にあるものなので、それほど副作用の心配はしなくても大丈夫です。

あえてあげるとすると、

  • 他のホルモン分泌への影響
  • 骨の病気を招く
  • 一時的な肝臓への影響
  • 腎臓などの病気
  • けいれん

などがあるようですが、頻繁に出るものではないようです。

心配な場合は投与の前にしっかりとお医者さんに相談し納得した上で投与することです。

通常の成長ホルモン投与の副作用チェック

成長ホルモンの投与は通常注射により行いますが、これは病院ではなく自分自身で自宅でするものです。

くわしくはこちらの記事をどうぞ

うちののびたは低身長症(成長障害)の疑いがあります

成長ホルモン投与を開始したら1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月の最初の3ヶ月は月に一度、その後は2ヶ月から3ヶ月に一度検査を行うのが普通です。

その検査では、診察、身長・体重などの身体測定、採血による検査、尿による検査が行われます。

ここで副作用が出ていないかのチェックも行われます。

数値的に出ないものは問診がポイントとなるので、何かおかしなところがあればしっかりと相談するようにします。

成長ホルモン投与の治療の期間はどのくらいかかるのか?

成長ホルモン投与に副作用の心配はあまりないですが、定期的な検査が必要であることはわかりました。

では、成長ホルモン投与の治療の期間はどのくらいかかるのでしょうか?

出来る限り早めに開始したほうが効果は出やすいので、やはり数年は必要と考えたほうが良いです。

成長ホルモン治療を始めることにより、今までの伸びよりもよく伸びるようになりはしますが、やはりもともと平均身長よりも大幅に低いことが多いので、リカバリするのにもそれなりの期間が必要となります。

治療が終わる目安のタイミングは骨端線が閉じるときです。

骨端線が閉じてしまえばいくら成長ホルモンを投与しても効果を得ることはできませんので、ここで成長ホルモン投与の治療が終わるのが普通です。

「骨端線が閉じる」、についてはこちらの記事を御覧ください。

これは知っておかないと。身長を伸ばすカギを握る骨端線(こったんせん)とは?

骨端線が閉じるのは思春期が終わる頃。

思春期は男女で違いがありますが、一般的には男の子は11歳半頃から3年から4年間、女の子は10歳頃から3年から4年間の時期となります。

早めに始めると10年近く治療の期間があることになります。

根気強く治療をする必要があるわけですね。

長期間に渡る成長ホルモン投与となるので、身長の伸びだけでなく、副作用が出ていないかは親御さんがしっかりと見守ってあげる必要があります。

まとめ

成長ホルモンの投与による副作用はあまり心配する必要はありませんが、長期間投与となればいくら成長ホルモンが体の中にあるものとはいえ、不安になるものです。

お医者さんに相談しながら進めるのが重要であるということが肝に銘じておいたほうが良いです。

成長ホルモン投与は病気と診断された子供さん向けの治療方法なので、個人的に投与することはあまりないと思いますが、もしそのような場合があるようでしたら、やっぱりお医者さんに相談しながらの投与が良いと思います。

なお、成長ホルモン治療ではなく、成長ホルモンの分泌を促すサプリなんかは、直接成長ホルモンを投与しているわけではありませんので、今回ご紹介したような副作用の心配する必要はあまりないと考えて大丈夫と言えそうです。

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