身長の伸びを止めてしまうとんでもないホルモンとは性ホルモンだった！

身長の伸びを止めてしまうとんでもないホルモンがあることをご存知ですか？

そのホルモンのせいで身長の伸びが妨げられているとしたら放っておくわけにはいきません。

でも、調べてみるとそのとんでもないホルモンを抑制するメラトニンという救世主ホルモンがあることが分かりました。

今回もお子さんの身長の伸びに対して重要な内容になっています。

身長の伸びを止めてしまうとんでもないホルモンとは？

身長を伸ばすためには骨が伸びる必要があり、その骨が伸びるには骨端線の状態にかかっていること。そして、骨の成長には3つのホルモンが影響していることをこちらの記事でご紹介しました。

3つのホルモンとは、「成長ホルモン」「性ホルモン」「甲状腺ホルモン」のことですが、実は骨の成長を止めてしまうという、とんでもホルモンというものもあるんです。

その身長の伸びを止めてしまうとんでもホルモンとはどのようなホルモンなのでしょうか？

今日はそのとんでもないホルモンをつきとめたいと思います。

身長の伸びを止めてしまうホルモンの正体は、性ホルモンなんです。

あれ？性ホルモンは成長を促す側のホルモンではなかったのでは？

と思ったあなた。

かなりのホルモンマニアですね。

実は性ホルモンは身長を伸ばすホルモンでありながら、身長の伸びを止めてしまうホルモンでもあるのです。

なかなか複雑な性格を持ったホルモンですね。

そもそも性ホルモンには男性ホルモン、女性ホルモンがありますが、これらのホルモンの働きによって、男の子の場合は声変わりや体毛が濃くなったり、女の子の場合は胸がふくらみ、生理が始まったりするわけです。

この現象は思春期のラストスパートに見られる現象ですが、性ホルモンは成長ホルモンの分泌を促したり、骨に直接働きかけたりして骨の成長を促すものであることも事実なのですが、一方では、子供の骨を硬く成熟した大人の骨へと成長させて、身長の伸びを止めてしまう働きも持っているホルモンなんです。

性ホルモンの中でも女性ホルモンは特に骨端線を閉じさせる働きがあるので、男の子よりも女の子の方がより早く身長の伸びが止まってしまう傾向が強いのです。

でも、この話を聞くと逆に性ホルモンさえ制御できれば、身長の伸びを最大化できそうな気がしてきます。

性ホルモンをコントロールする方法はあるのでしょうか？

成長ホルモン、性ホルモンのような脳の視床下部から分泌されるホルモンは、下垂体からホルモンを分泌させる作用をもっていますが、ホルモンは必要なときに、必要な量を、必要とする部位へ、必要な期間送り届ける仕組みになっています。

そのカラダの自然な働きをコントロールするのは少々怖い話ですが、ここまでの話であれば骨端線を閉じる働きを持つ女性ホルモンの分泌を抑えることができれば、身長を伸ばすことができる可能性があるように考えられます。

もちろん、性ホルモンの分泌を完全に抑えてしまうことはできないでしょうし、しないほうが良いと思いますが、多少抑えることができるサプリなんかがあったら、なんてちょっと想像したりしますよね。

ということでそのようなサプリがないか調べてみました。

が、残念ながら女性ホルモンの分泌を抑えるサプリはありませんでしたorz

逆に女性ホルモンの分泌を促すサプリはありましたが、それはまた目的が異なるものです。

ただし、調べていく中でメラトニンという物質に、性腺刺激ホルモンを抑制する効果があるという情報をつかみました。

メラトニンの性ホルモン抑制の効果とは

メラトニンが増加すると性腺刺激ホルモンが抑制されて生殖腺の発達と機能を抑制し（性腺の退化）、逆にメラトニンが減少すると性腺刺激ホルモンが増加し、性腺刺激ホルモンの過剰分泌が思春期早発につながる。

引用元：wikipedia

というものです。

そもそもメラトニンには、脈拍・体温・血圧などを低下させることで睡眠に向かわせる作用があるのですが、不規則な生活を続けるとメラトニンがうまく分泌されなくなってしまうのです。

これが、夜更かしが思春期発来を早めてしまうと言われている理由ですね。

ということで、メラトニンが含まれた子供用のサプリを探してみましたが、残念ながら子供向けのサプリにメラトニンが含まれたものはありませんでした。

それではということで対象範囲を広げたところメラトニンが含まれたサプリは見つかるのですが、「眠れない大人」向けのものが多いんですよね。

まぁ、大人で且つ性ホルモンを抑制したいというニーズがあるとは思えないので、当然と言えば当然かもしれません。

「深い眠り」は身長の伸びに大きな影響があります。

その理由はこちらの記事をご覧ください。